2024年1月1日、石川県能登地方で最大震度7を観測した地震が起こりました。
被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
大きな災害が起こると、国や地方公共団体からの情報、報道機関からの情報、被災者自身の発信による情報など様々な情報が行き交います。過去の災害では、本当の情報を装った嘘の情報、フェイクニュース、デマが拡散されてしまったことがありました。今回の地震においても、被災者を装った投稿者がSNS上で偽の救援情報を発信し、その投稿が多くのSNS利用者によって拡散されてしまうといった、嘘の情報の拡散事案が発生している模様です。
はまぼ～日記の記事「台風15号から考える備え」では、令和4年台風15号時の情報発信について紹介しています。そちらも確認の上、普段から信頼できる情報源を知っておき、いざという時に正しい情報を手に入れられる準備をしておきたいものです。
この記事を執筆中(2024年1月4日時点)に、石川県公式HPで、
- 個人の義援物資の受け入れは行わない。
- 企業・団体などのまとまった規模の物資の受け入れを行う(要事前連絡)
など、義援物資の受け入れについて情報が更新されました。
被災地の状況を確認せず、何かしたいという善意だけで動くことは必ずしも被災地にとって良いとは限りません。被災地支援も正しい情報を元に、今できることが何なのか考えていく必要があるのではないでしょうか。
嘘の情報がはびこることで、被災された方や被災地が本当に必要とする人命救助を含む災害支援や情報伝達に悪影響が出る可能性があります。正しい情報を手に入れられる準備をし、嘘情報を拡散してしまうことがないように意識するために、情報の受け取り・伝達の両側面について日ごろから考えていきましょう。
