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台風15号から考える備え

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台風15号の大雨による被害が、静岡県内で報告されています。

建物の浸水被害や、停電や断水によるライフラインの断絶、特に断水は2週間近く続いた地域もあり、住民の暮らしに大きな影響を与えました。

断水地域では、給水車による応急給水が行われました。しかし、水を入れ運ぶポリタンクなどの容器が品薄状態になり、水は欲しいが水を運ぶための容器がないという問題が発生しましたので、事前に容器を備えておく必要がありますね。水を運ぶための容器には様々なものがありますが、「自分が持ち運びやすい形」「運んだ水を放出する機能性」など、実際に自分が使用する状況を想像して容器を準備しておくことがだいじです。容器がなくてもリュックと袋を組み合わせれば、背負って水を運ぶこともできます。水漏れしないように袋を二重にするなど工夫が考えられそうです。

ライフラインの復旧状況、給水や物資配布等の支援情報、被害状況など、災害時には様々な情報が様々な媒体から発信されます。今回の台風においても、HP(ホームページ)やSNSでは多くの情報が発信されました。中には、デマや誤った情報、根拠のない情報が拡散された事例もあり、情報の発信元が誰なのか、どこなのかを確認した上で情報を利用することが重要だと分かります。行政の情報発信にインターネットやSNSが活用されている場合もあり、静岡市公式LINEアカウントでは断水による応急給水所の開設情報や、断水復旧情報などが日々発信されていました。静岡市に限らず、被害のあった市町の公式LINEやHPでは情報発信が行われています。災害発生前に、各市町のHPや公式LINEのブックマークや友だち登録を済ませておき、いざという時に情報が得られるように準備しておきましょう。

Yahoo!防災速報

(Yahoo!防災速報より)

「静岡県防災アプリ」や「Yahoo!防災速報」などの防災アプリは、ハザードマップの確認や防災学習、災害後の情報取集に活用できます。特に「Yahoo!防災速報」では、今回の台風被害のために開設された給水地点や入浴施設などが地図上に反映されており、地図上で情報の確認ができました。様々な防災アプリがリリースされていますが、実際に使ってみて自分に合ったものを探してみてはどうですか?

近年、各地で風水害が多発しています。「明日は我が身かもしれない」ということを忘れず災害への備え、考えてみましょう。

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