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災害が起きる前から復興に備える~災害後も住み続けられるまちとは~

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4月23日(土)午前に富士市都市計画課職員の方をお招きし、「事前復興」についてお話していただきました。
初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんが事前復興とは、災害が起きる前に、被害が最小となるようまちづくりをすすめていくことです。

テーマがやや難しいため、講座参加が少なくなるかもしれないと危惧したにもかかわらず、多くの応募をいただき防災への関心の深さが伺われました。それになんと、ジュニア防災士をとった小学生も来てくれました。

講師は、国や行政向けに話すことに慣れている方でしたので、一般向け、まして小学生に話せるかどうか心配と言われていましたが、やや言葉が難しい言葉はありましたがずいぶんとわかりやすくお話しいただけました。

都市計画課の話

今回お話しいただいたのは危機管理課ではなく、都市計画課です。

確かに災害復興するには、まちづくりの視点がはいらなければならず重要だということがわかります。
富士市では庁内34課の職員への勉強会も行ったそうです。行政の縦割りを横串しして共有しなければ一丸となって復興は不可能です。しかし、それだけではなく、市民と業者と行政の3者の協働も必要だと話されました。
行政だけ、市民だけでもこれは進まず、仲介として有識者やコンサルタントが必要であるとのことでした。

富士市を例に行政の施策が見えたことから、自分たちの住む市町で市民は何ができるのかを考えることが必要で、行政と共に訓練などに落とし込むなど具体化していけたらいいですね。

参考として、今回富士市がなぜ、「事前復興」に取り組むのかというお話の中に、富士市の都市計画のマスタープランについてに話がありました。ちなみに浜松市の都市計画マスタープランにも、都市計画の5つの目標のうち、目標5 安全・安心な災害に強い都市づくりが入っています。ぜひご覧ください。

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