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子育て世代の被災体験者および支援者から学ぶ防災

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2月26日(土)防災学習センターで10時から2時間、「子育て世代の被災体験者および支援者から学ぶ防災」のパネルディスカッションを行いました。

パネリストは2018年7月に起きた西日本豪雨で被害を受けた広島県からひろしまこども夢財団職員の相原さん、こどもお助け隊の山本さなえさん、子育て応援チームハグくみの木戸南子さんです。

これまで、防災学習センターでは多くの方々に講話をいただきました。進めていく中で、聴講者から専門家の方々の話も参考になるが、被災地の声、その時の状況を聞きたいという要望が寄せられていました。その声の反映でもありますが、「子育て」「障がいを持った人」「高齢者」などそのキーワードで集まる方々が偏ってしまう傾向にあります。フラットに同じ世代や立場が違う人たちは何に困るのかなど課題を聞いてもらえる場をつくりたいというのがセンターの意図でもありました。今回は、その意図が叶ったのか、多世代の方々から申込がありました。コロナ禍もあり、オンライン参加の割合が多く、オンライン46名と直にセンターで聴講された方が11名でした。

オンライン開催も実施
今回、パネルディスカッションを実施するにあたり、キーワードとして「受援力」「地域とのつながり」「それぞれの役割」を聴講されるみなさんに提示させていただきました。
これは、被災しているのに、じぶんよりもっと酷く被災している人を慮って支援を拒否してしまったこと、ふだん、つながっていなかったサークルや団体が被災を通してつながったこと、被災者に心を痛め、自分にはなにもできないと無力感に苛まれた同じ子育て世代のことなど、今回のパネルディスカッションを行う際に、以前からいただいていた手記や冊子、パネリストとの意見交換から出てきたものです。

被災前、被災時、被災後と経時的にわけてパネリストにはお話いただきました。2時間とは言え、あっという間。聴講された方々にうまく伝わったでしょうか。終了後、主催とパネリストの方々で反省会。多くの方々に世代を超えてキーワードを通してお話したことが少しでも伝わっていればと願っています。

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