
8月26日は「火山防災の日」です。火山災害への備えや啓発のために、2023年に制定されました。
火山は、温泉や熱エネルギーによる恩恵を与えてくれている一方、もし大規模噴火が起これば広範囲に様々な影響が出ることが予測されます。内閣府では、火山防災の日に合わせて「富士山の大規模噴火と降灰の影響」についての動画を公開しました。この動画は富士山の大規模噴火を題材としていますが、火山噴火による被害や人々の生活への影響について学ぶことができます。111の活火山を有する世界有数の火山大国でもある日本で、火山噴火に対してどのような対策ができるのか、これを機に考えてみてはいかがでしょうか。
(内閣府YouTubeチャンネルより)
火山の周辺に住んでいる場合、噴火警報や速報が手に入れられるようにしておくなど備えが必要と考えられる一方、火山灰などの直接的な被害が予測されていない地域に住んでいる人々も、火山噴火周辺地域の交通網の乱れやインフラ破壊によって生活に影響が出る可能性があります。だからこそ、現在の居住地にかかわらず、火山災害の影響を日ごろから考えていくことが大切ではないでしょうか。
参考サイト
火山防災の日特設サイト(気象庁)
火山噴火への備え(静岡県)