8月3日(土)、子ども向け講座「みなこ先生のわくわく!防災理科実験」を開催しました。昨年初開催し、大人気だった実験講座。今年も午前・午後併せて80名ほどの小中学生が、火山噴火実験と地震の仕組み工作の2つのプログラムに挑戦しました。
講師の糸日谷美奈子先生は、東日本大震災当時、子どもたちの津波避難行動が注目された釜石東中学校で理科教諭として勤務されていました。現在は移住先の千葉で「わくわく実験工房」を設立し、理科実験教室や防災教育を行っています。
火山噴火実験は、子どもたちがイメージする火山の絵を描くところからスタート。実験では、粘土で作った火山からマグマがブクブクと噴出する様子を観察し、火山の噴火が地震につながる場合もあることなどを学びました。
続く地震の仕組み工作では、空き箱やプラシートを使い、プレートの重なった部分が引き込まれていく様子を再現します。ボランティアスタッフのサポートもあり、どの子も上手にプレートの模型を完成させていました。
わくわくする仕掛けをたくさん詰め込み、あっという間に子どもたちの心を掴んでしまうみなこ先生。休憩時間は、先生の実験道具や見本の軽石に興味を持った子たちに囲まれ大人気でした。子どもたちが持ち帰った模型をきっかけに、親子で防災や災害について考える機会になればなによりです。
8月24日(土) 13:00〜16:30は、センター職員による子ども向け講座「夏の防災教室2024」を開催します。未就学児ができる工作もありますので、ぜひご参加ください。