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正しい使い捨てカイロの使い方とは?

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1月も終わり、2月を迎えようとしています。寒暖差の激しい気候ですので、日々の天気予報を確認し、その日の気候に合った服装で体調管理も万全に過ごしたいですね。とはいえ、まだまだ続く冬。寒い日も多い事でしょう。今回は、冬の寒さ対策に活用している方も多いであろう「使い捨てカイロ」について記事にしていきますので是非ご覧ください。

使い捨てカイロは、中学生で習う化学反応の一種、酸化反応時に発生する熱を活用しています。いわゆる、鉄が錆びていく現象と同じですが、カイロの中にはその酸化反応を早く発生させるための成分を混ぜているため、すぐ温まるという仕組みになっているようです。酸化反応には、空気(酸素)が不可欠です。貼るタイプ、貼らないタイプによって差はあるようですが、空気を取り込めるよう特殊な素材を使っているようです。大やけどの原因になりますので、早く反応させたいからとカイロに自分で穴をあけないようにしましょう。また、カイロを揉むことは空気が取り込みにくくしたり、中身の粉が片寄ってしまったりし、かえって発熱効果が薄まる可能性があるとのことですので要注意です。

カイロを使う上で、「低温やけど」に注意しなければなりません。低温やけどは、短時間触れている場合は問題ない温度のものを、長時間身体に触れ続けさせることで生じるやけどです。皮膚表面にそこまで影響がない場合でも、深部まで損傷が及んでいる場合もあり、医師による専門的な治療が必要となる可能性があります。対策としては、

  • 就寝時は使わない
  • 暖房器具と併用しない
  • 肌に直接あてない(ハンカチなどでくるむ)

などが考えられます。冬の寒さ対策に役立つカイロ。災害時の暖を確保する方法として備蓄している人も多い事でしょう。製品によって、使用上の注意点は変わる可能性がありますので、注意書きをよく読み、正しく使用するように心がけましょう。注意書きが読めない子どもたちに使用させる場合は、事前に注意点を確認した上で使わせるようにしたいですね。

〈参考〉

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