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開催報告

大規模災害に備えて学ぶ 災害ごみ処理

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8月19日(土)10時から、一般学習講座「大規模災害に備えて学ぶ 災害ごみ処理」を開催しました。昨今の台風による浸水被害や過去の震災でも、大量に発生する災害廃棄物の処理については課題となっています。その分別方法や廃棄場所などについて学ぶために、浜松市環境部に「ごみ減量と災害廃棄物」「災害ごみの収集について」の2本立てでお話いただきました。

まずは基本知識として、浜松市の1年間のごみの量とその処理にかかる費用について、そして3R(リデュース、リユース、リサイクル)などの説明がありました。加えて、災害廃棄物の適正処理について、参考動画や過去のデータを基に災害廃棄物の種類や分別例などを伝えていただきました。
災害後は、ごみの収集が停止する可能性があります。ごみ処理の流れを時系列に聞くことや、自宅の片づけで出た「片付けごみ」のルールについて知ることで、個人がすべきことがイメージしやすくなりました。

講座前半

後半は、県内に大きな被害をもたらした昨年の台風15号や今年6月の豪雨後のごみ収集状況を中心にお話いただきました。天竜区船明ダム運動公園駐車場に設置された仮置場の事例など、浜松市ではどのような対応がされたのか具体的なことがわかる内容でした。

講座後半

ごみ収集も「ライフライン」のひとつだと実感したという感想が集まった今回の講座。終了後のアンケートには、仮置場設置の判断基準や、自分の車が水没した場合の運搬についてなど、より深く知りたいという声もありました。災害後のごみ処理が自分事になり、これからの日常につながったのではないでしょうか。

9月3日(日)は、静岡県総合防災訓練の一環で「浜松市ギャラリーモールソラモ」を会場に、防災ワークショップを開催します。申込不要で、どなたでもご参加いただけます。会場には様々なブースも出展されますので、ぜひお越しください。

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