本日、消防・危機管理行政に関する意見交換などを目的に来日中の台湾内政部消防署の皆さまが、当センターを訪問されました。台湾は日本と同様に地震や台風などの自然災害が多く、若い世代への防災教育の重要性についても高い関心をお持ちとのことです。30分ほどの短い時間ではありましたが、皆さまには熱心に館内をご見学いただきました。
1階にある、自宅の耐震化や家具の固定などの備えの必要性を紹介する「被災写真紹介 家庭編」のコーナーでは、スタッフの説明に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
また、タブレットを使用してモデルルーム内の危険箇所を確認する「そなえミッション」のコーナーでは、スタッフによる実演をご興味深くご覧になっていました。
2階の「避難所ってどんなところ」コーナーでも、実際に「簡易トイレ」の座り心地を確かめるなど、当館の展示物を積極的に体験されていました。
今回の視察が、台湾における若い世代への防災教育推進の一助となれば幸いです。
台湾は発災後の迅速な避難所設置や、災害関連死ゼロを目指した避難所運営で知られており、私たちにとっても学ぶべき点が多くあります。今後も交流が続き、互いの安全・安心な社会づくりに関われることを願っています。