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開催報告

熊本・能登半島地震から考える 私たちの防災と耐震対策

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5月24日(土)、静岡大学防災総合センター客員教授 岩田孝仁先生をお迎えし、今年度最初の一般向け学習講座「熊本・能登半島地震から考える 私たちの防災と耐震対策」を開催しました。 NHK静岡の番組等でわかりやすく「防災」を伝えてくださる岩田先生の講座ということで、定員を大きく上回るお申し込みをいただき、抽選実施となりました。

講座では、耐震基準から見る過去の災害の被害状況の違いや、そこから見えてきた課題、各家庭に必要な対策などについてお話いただきました。

会場の様子

高齢化の影響もあり、家屋の耐震化が進みづらい現状がありますが、どのような被害が出たかを具体的に知り、被災後の状況を想像することで、今できる対策があります。
いつ起こるかわからない災害。その規模や地域性によって状況は変わるとしても「家具の固定や地震対策は徹底的に!」「車いす1台が非常時大きな助けに」などのアドバイスがあり、個人個人が実践することで、地域の被害を最小限に食い止められることがわかりました。

岩田先生は、温暖化による雨の降り方の変化についても触れられ、これから迎える季節の豪雨対策についても考える時間となりました。災害発生を「想定外」とせず、日常生活を災害に対応できるよう非常時とのギャップを縮める「フェーズフリー」は、参加者アンケートでも多くの関心が寄せられ、何かを決定する時、災害もイメージすることが大切だということを実感する講座となりました。

ご多忙の中、講座をお引き受けくださった岩田先生、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

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