先日、開催した「春フェスタ2024~遊んで動いて考えて「親子で楽しく防災を学ぼう!」~」では水消火器の体験ブースを設けました。多くの親子が参加する中、消火器の使い方と併せて、必ず以下の2点を伝えていました。
- 火災を見つけたら、周囲に大声で知らせること
- 初期消火が難しい場合は、自分の命を守るために行動をする
消防庁によると、令和4年中に起こった住宅火災の死者の約4割が「逃げ遅れ」で亡くなっていることが分かっています。火災を見つけたら、まずは周囲に知らせることが重要です。その後、火災の規模が小さければ初期消火を試みましょう。火が自分の背丈を越えたら初期消火は困難と考えられています。その際は、迷わずに安全な場所へ逃げましょう。火の大きさに関わらず、危険を感じたら逃げることが、なによりもだいじです。
消防庁のHPのコンテンツ、防災・危機管理eカレッジではクイズや動画教材で火災について分かりやすく学ぶことができます。
乾燥していることに加え、風が強く吹くため春は火災が起こりやすい季節です。火災を起こさないために注意できることは何か、万が一火災に遭遇したらどう行動するか、日頃から考えてみてはいかがでしょうか。
〈参考〉