12月9日（土）、10時から一般学習講座「備える・守る・支える～住まいのプロが伝える、自然災害に対する備えと住まいづくり～」を開催しました。
ミサワホーム静岡浜松支店 岡田 剛さん（宅地建物取引士・二級建築士）に「住まいのプロ」の立場から、防災視点を取り入れた住まいづくりについてお伝えいただきました。
岡田さんからは、過去の災害や被害の種類を事例として織り交ぜながら、不動産業者や住宅販売業者に依頼することができる「ハザードカルテ（地域や防災に関する土地の情報）」や、家屋の保証制度や保険についてなど、住まいに関わる様々な防災対策の説明がありました。隣地との高低差があると災害時にどのようなことが起こるかなど、土地や家屋に精通した住宅メーカーだからこその具体的でわかりやすい内容に、参加者からも「不動産に関する内容が参考になった」という声をいただきました。
気になる保証制度については、一般的な火災保険の保証範囲や、災害で起こりうる被害から追加で検討しておくとよいプランがわかり、日々暮らす家についてみなさん今一度考える機会となったようです。
家庭の防災として、家具の固定や備蓄はイメージしやすいですが、加えて土地の状態や間取り、保険について考え「住まいを災害に強く」していけば、災害後も住み慣れた家で暮らし続けられるかもしれません。講座で得た知識を活用し、被災後の負担が少しでも減る対策をしていただければ幸いです。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
