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災害時のトイレ事情を知ろう

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11月19日は「世界トイレの日」です。トイレに関する問題を考え改善するため、2013年に国際連合が制定しました。日頃、当たり前のように使用しているトイレですが、災害時は水道等のライフラインがストップすることで、使用できない可能性があります。

無事に使えることがわかるまで水洗トイレは流さない

水道が止まった場合、備えておいた水で流す方法もありますが、排水管や下水管が破損していると、詰まったり溢れたりと大変なことになります。マンション等で上の階で流したものが、下の階のトイレであふれ出たという話もあります。
ライフラインに影響する規模の災害が起きたら、無理に流さず無事に使えるかどうかがわかるまで、携帯トイレや簡易トイレを利用しましょう。

トイレをがまんすることは命に関わる!

大規模災害の場合、「地域の避難所等に仮設トイレが設置されるのでは?」と思うかもしれませんが、建物の倒壊などで交通が麻痺していたらすぐに準備されるとは限りません。
近くに設置されたとしても、段差があったり和式だったりする場合、子ども連れには使いづらく、衛生面や安全面でも心配があります。このような状況でトイレをがまんしてしまうと、体調を崩してしまいかねません。トイレの回数を減らすために水分を控えると、血液が濃縮して血栓ができやすくなり、「エコノミークラス症候群」の原因のひとつになるそうです。

災害時のトイレについて知り、備えよう

日本トイレ研究所が制作したサイト「考えよう災害時のトイレ」は、マンガやクイズで災害時のトイレ対策について学ぶことができます。携帯トイレを備える数の目安は、「家族の人数×5回×7日間」分です。かなりの数となりますが、トイレの備えは、家族の心身の健康に関わる重要なことなのです。
トイレの備えを見直すとともに、いざという時に慌てないよう、平時に使用体験をしておくと安心ですね。

トイレの123
日本トイレ研究所制作「災害時!トイレのワン・ツー・スリー」

【参考サイト】
日本トイレ研究所 考えよう災害時のトイレ

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