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防災の視点でまちを歩いてみませんか?

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立春を過ぎ暦の上では春を迎え、肌寒い日がありつつも春の陽気を感じられる日が増えてきました。外出しやすい季節になってきましたね。

外出時にちょっと防災を意識してお子さんと一緒にまちあるきをしてみてはいかがでしょうか。幼稚園・保育園までの送迎で通る道、小中学校の通学路、お気に入りの公園へ向かう時の道など、普段何気なく使っている道の安全について考えてみましょう。

まちあるきの様子

道を通って不安を感じたり、危険な状況に追い込まれたりすることがなければ、普段は安全な道であると考えられますが、もし通行途中に地震が起きて大きな揺れに襲われたらどうでしょうか?普段は動くことがない重い自動販売機や、自分の背丈より高いブロック塀が折れて倒れてくる可能性があります。

また、高い建物や看板などがあれば、上から何か落ちてくる可能性もあります。「地震がもし起こったら危険なところはないかな?」と間違い探し感覚で子どもと一緒にお散歩しながら、普段の道の防災について考えてみましょう。成長に伴い子どもの行動範囲は広がるため、定期的に家族で考える機会を設けられるとより良いですね。

【気をつけたい箇所の一例】

  • ブロック塀
  • 自動販売機
  • 交通標識
  • 古い建物や瓦屋根の家

大阪府北部地震で、通学途中だった小学4年生の女の子が、倒れてきたブロック塀の下敷きになり亡くなった事故から4年余りが経過しています。この事故をきっかけに、安全基準を満たしていないブロック塀の撤去や設置場所や強度の見直しなどの動きはありましたが、全てのブロック塀が撤去されたわけではありません。痛ましい事故が起こらないように、尊い命が奪われることがないように、普段から自分が住むまちや通る道の防災について心がけましょう。まずは、通学路や送迎で通る道の見直しから始めてみませんか?

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