涼しくなり、外出する機会も増えてきますね。旅行を計画している方もいるのではないでしょうか？近年は台風や線状降水帯による豪雨災害も多発しています。もし旅行中に大雨が降ったら…。もし、台風が発生したら…。安全な旅行のためにできる災害への備えを考えてみましょう。
防災アプリの設定と情報取集
防災アプリについては過去にも紹介していますが、ダウンロード後の設定によっては、普段暮らす場所以外の情報をプッシュ通知で受け取ることが可能なものもあります。事前に旅行先の情報を登録しておきましょう。
2023年8月のお盆休みの時期、台風7号接近の影響で公共交通機関の計画運休が行われたことは、まだ記憶に新しいことでしょう。自らの安全のためも、旅行先の天候や災害情報などを事前に手に入れられるようにして、安全な旅行計画を立てられるといいですね。
宿泊場所に到着した後に
宿泊場所に到着してからは、まず建物内の避難案内図を確認しておきましょう。ハザードマップを使って、周辺の災害リスク、緊急避難場所の確認を済ませておくとより安心ですね。
以前、海沿いの旅館へ宿泊した際、震度3の地震に遭ったことがあります。津波リスクが高いこともあり、チェックイン時にハザードマップの確認や緊急避難場所の確認をスタッフから受けていました。そのため、万が一を考え、貴重品やスマートフォン、充電済みのモバイルバッテリーや常備薬など最低限持ち出しが必要なものは事前にまとめてあり、地震に遭った際も慌てずに行動することができました。旅行中という非日常な場面であっても、「災害はすぐそばにいる」のだと痛感させられた出来事でした。
楽しい旅行中に災害が起こらないことが一番ではありますが、万が一の際、慌ててしまわないよう、災害のことも頭の片隅に入れておくとよいですね。
【参考サイト】
